紅紫色のイペー
主に「紫イペ(ムラサキイペー)」や「モモイロイペー」と呼ばれています。学名は「Handroanthus impetiginosus(ハンドロアンサス・インペティギノーサス)」で、黄色いイペーと同様、ノウゼンカズラ科に属する中南米原産の落葉高木です。

鮮やかな紅紫色の花
早春に葉が出る前に、鮮やかな紅紫色から桃色の花を咲かせます。沖縄などの温暖な地域では、開花時期が1月〜3月とされています。
黄色いイペーよりも比較的耐寒性が強いですが、基本的には温暖な地域で育つ樹木であるため、寒冷地では鉢植えで管理する必要があります。

神秘の飲料
イペーの別名「タヒボ」は、南米の先住民の言葉で「神の恵み」を意味し、古くから樹皮がお茶として利用されてきました。
古代インカ帝国の時代よりもさらに昔から、先住民たちはタヒボ茶を健康維持のための「神秘の飲料」として珍重してきました。薬効成分は、アマゾン川流域の特定の地域に自生する樹齢30年以上のタヒボの木にのみ含まれることがわかっています。また、その成分は樹皮の内側7mmほどの部分にしか存在しないため、非常に貴重とされています。

イペーの特徴・育て方
| 原産地 | ブラジル、コロンビアなどの中南米 | 
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| 科 名 | ノウゼンカズラ科 | 
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| 開花期 | 通年 | 
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| 用 途 | 鉢植え | 
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| 置場所 | 暖かく、日当たりのよいところ | 
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| 耐寒性・耐暑性 | 耐寒性は弱いが、耐暑性は強い | 
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| 病害虫 | 比較的少ないが、アブラムシ、ハダニに注意 | 
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| 管理方法 | 寒冷地では鉢植えにして、冬は屋内に取り込みます。関東以西の温暖な地域であれば、庭植えでも越冬できますが、特に若木のうちは根元をマルチングして防寒します。土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと与えます。花つきを良くするためには、肥料をしっかり与えます。春から夏の成長期にかけて、緩効性肥料を月に1回程度与えます。剪定は、花後すぐの5〜6月に行います。混み合った枝を間引く程度の軽い剪定に留めます。強い剪定は嫌う傾向があります。
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| サイズ | 3.5号 高さ60cm程度 | 
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